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(外壁診断士・雨漏り診断士・一級建築塗装技能士・一級かわらぶき技能士・一級防水技能士)
(株)匠エージェント
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屋根工事にもタイミングがあります。
雨漏りも不具合も何も起こっていない状態で、わざわざ屋根工事をする必要はありません。
このような場合は、屋根の点検を行えば済みます。
そこで、屋根の点検と屋根工事のタイミングについてお伝えします。
屋根は毎日雨風にさらされています。
さらに強い紫外線・日差しにもさらされ、日々、屋根材は傷み、劣化していきます。
そのままにしていると、屋根材の老朽化が早まります。
そこで定期的な屋根点検とその結果に応じた必要なメンテナンスを施すことになります。
屋根材にはその屋根材の種類によって耐久年数があります。
化粧スレートは、点検を5年ごとに行い、塗装を定期的に行い、20年~25年で全面葺き替えが必要です。
(※ 最近の化粧スレートは、高耐久のものもあります。)
金属系屋根材は、2年~3年ごとに点検を行い、塗装を定期的に行い、10年~20年で全面葺き替えを行います。
ガルバリウムは、4年~6年に一度点検を行い、20年~30年で全面葺き替えを検討するといいでしょう。
屋根材は、素材ごとにそれぞれの特徴が違いますが、最初に取り上げた耐久年数から考える屋根工事以外にも、屋根の素材により劣化しやすい性質があることがわかっています。
これは経験者やプロによる屋根点検でわかることです。
瓦は、寿命が長く、色落ちもありません。高価ですが耐久性があります。
屋根点検では、瓦のズレや浮きがあれば、瓦を固定している棟の漆喰が崩れています。
軒先にたわみがある場合は、野地板が腐っています。
天井裏の点検口からのぞいて屋根の板が腐っていないか点検してください。
瓦にコケや雑草があると、根が雨水を屋根に取り入れてしまうので要注意です。
化粧スレートは、色あせや錆びが始まったら、まずは7年ごとに屋根の塗り替えを行います。
一部使用される金属製の鉄板が錆びたり、腐食したりしていると、棟の部分取り替え工事を行う必要があるでしょう。
セメント瓦は、表面の塗料が剥がれ落ちます。
色やツヤもなくなり、カサカサした感じがします。
手で触るとボロボロと割れる、ひび割れや欠けを発見したら、すぐに交換しましょう。
金属系の屋根材は、錆びを見つけたら、雨漏りの原因になるので屋根修理が必要です。
ゴミが溜まっていたらすぐに掃除し、雨水が流れるようにしてください。
素人にもわかる屋根工事のタイミングもお伝えします。
雨漏りなどが発生したときには、すでに屋根材や屋根瓦が相当傷んでいることがあります。
すでに起きている雨漏りで、屋根の小屋組材が雨水を吸いきれなくなっているからです。
天井や内壁、軒天井にシミがある場合は、一度屋根点検を行いましょう。
瓦の部分が割れたり、欠けたり、ズレたりしていると、屋根工事が必要かもしれません。
屋根が波打っている、棟が傾いている、屋根材が変色している、壁の土が崩れてる場合も要注意です。
屋根材が錆びている、金具や谷板金(谷樋)が錆びている場合も、屋根工事のタイミングだとみていいでしょう。
屋根の耐久年数は基本的には屋根材によって変わります。
屋根材別の耐久年数の目安です。
あくまでも目安で、劣化が激しい場合は費用も工期も負担が大きくなります。
屋根は年中無休で皆様の生活を守ってくれています。
人間が健康診断をするように、車を車検に出すように、屋根も定期的にメンテナンスをしてあげたいですね。
瓦は一般的に20~50年と言われています。
漆喰やズレなどのメンテナンスを怠らなければ、瓦自体は100年以上もちます。
しかし、瓦のズレによって下地に雨が浸入し、葺き替えしなければならない場合も多いです。
ストレート系 多くの場合で約10年で再塗装をする、または約20年で葺き替えやカバー工法、瓦への葺き替えをされるパターンが多いです。
金属系 金属の材質にもよりますが、目安としては約8年で塗装をするといいでしょう。
北九州のこだわり屋根工事専門店「匠エージェント」には、たしかな経験と技術を持った、一級かわらぶき技能士の職人がいますので、どうぞご安心下さい。
小さな補修工事から瓦葺き替えまで安全に行えます。
まずは、屋根点検をして、お宅の屋根の状態を見ることから始まります。
具体的な危険信号は既にみましたが、定期的にチェックを行っておくといいポイントをまとめました。
□破損している
□瓦が破損している
□瓦がずれている
□瓦が浮いている
□谷に穴があいている
□しっくいが割れている
□棟板金が破損している
□カビ・コケが生えている
□釘浮きがある
□ヒビがはいっている
□隙間がある
□板金が錆びている