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(株)匠エージェント
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北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗り替えを行なっている、北九州のこだわり屋根塗装専門会社「匠エージェント」が、屋根塗装工事で必ず行う、『屋根塗装の施工ポイント』をご紹介します。
モニエル瓦(乾式洋瓦)の塗装を行う際には、事前に必ず屋根材の種類(素材若しくは、屋根材メーカー及び性質)と現在の経年劣化状態(スラリー層の付着状態・クラックの有無)を確認します。
どういった屋根仕様にするか、重要な判断基準になります。
基本的に、脆弱なスラリー層に適したシーラー(プライマー)を選ぶ事が重要です。
以前にモニエル瓦(乾式洋瓦)の塗り替え工事が行われている場合は、前回使用した塗料(塗料の種類・メーカー・どの位前に塗装したのか等)と、今回使用する予定の塗料の適合性を確認します。
屋根用塗料には相性があって、塗料の選定を誤ると塗膜に不具合が発生しやすくなるので、最適な塗料を選定する事は非常に重要です。
モニエル瓦(乾式洋瓦)の塗装仕様を選定する基準は、素地、既存塗膜との相性、周辺環境、耐久性、ライフコスト等が挙げられます。
特にスラリー層が残っているモニエル瓦(乾式洋瓦)は、含浸性と固着・補強性に優れたシーラーを用いる事が多くなります。
モニエル瓦(乾式洋瓦)の高圧洗浄作業を行う前には、乾式洋瓦(モニエル瓦・スラリー瓦))のクラック・欠損箇所・漏水の恐れがある部分の確認と適切な補修工事や養生作業を行う事が大切です。
塗装工事を行う上で必要な屋根の補修を行わずに塗装を強行すると、後に様々な不具合が生じてしまいます。
したがって、クラックや欠損等の不具合部分をしっかり補修する事が大切です。
モニエル瓦(乾式洋瓦)の塗装を行う前には、仕上げクリヤー層、着色スラリー層、旧塗膜、カビ、コケ、ホコリ、を充分な水圧で高圧洗浄を丁寧に洗い流す事が大切です。
塗装に適した清楚な状態で塗り替え工事を行う事が重要です。
なお、モニエル瓦(乾式洋瓦)を高圧洗浄する作業時間は、一般的なカラーベストよりも2倍以上の時間(手間)が必要になってきます。
高圧洗浄後は、充分にモニエル瓦(乾式洋瓦)を乾燥させます。
乾燥養生が不十分な場合、塗装後に塗膜の膨れなどが生じる恐れがあります。
下塗りで使用するシーラーの規定塗布量・乾燥・硬化時間を守る事。(トップコートの縮れや割れ等の原因になる為。)
また、極端なシーラーの薄塗りや厚塗りは、逆にシーラーが持つ性能を著しく低下させるので、(上塗り塗料の密着不良などが生じます。)注意が必要です。
乾式洋瓦を塗装する周囲が湿度85%以上・気温5℃以下の場合、モニエル瓦・スラリー瓦塗装の施工は避ける事が重要です。
この様な塗装に不向きな気象条件下では、塗料の乾きや硬化が著しく低下します。
結果として塗装の艶斑など、塗装の品質低下に繋がります。
拾い塗り作業とは、既存の塗膜に傷が生じている部分に対し、塗料を塗って補修する事を指します。
また、塗りづらく、塗り残しが生じやすいモニエル瓦の側面や接合部分を先行塗りするようにします。
上塗り塗料の規定量を守り、適切な施工をします。
上塗り塗料の極端な厚塗りは、塗料のタレ・艶ムラ・乾燥・硬化不良等が生じ、重大な不具合の直接的な原因になります。
また、工程間隔時間も重大な不具合の直接的な原因となる為、必ず守る必要があります。
塗料は、塗れば良いという訳でなく、メーカーが定めた規定塗布量が最も塗料の性能を引き出す事ができます。
また、遮熱塗料を使用する際には、遮熱顔料や樹脂が沈殿・分離しやすいので、塗装中もローラー等で撹拌しながら塗装すると良いです。
モニエル瓦とは、着色スラリー層のある瓦です。
建材メーカーによっては、クボタ瓦、スカンジア瓦とも呼ばれます。
経年劣化により着色スラリー層も劣化する為、非常に素地が脆弱になります。
ですから塗り替えの際には、脆弱になったスラリー層を完全に取り除いた後に、塗装する必要があります。
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塗り替え工事の仕上がり感は、定評があります。